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正丸峠は怖かった


 GWサイクル企画といたしまして、Vengaさんと2人で秩父の辺りをまるっと一周してきました。本当は寄居まで行って、そこから一周するつもりだったんですが、関越大渋滞で花園インターまで50kmつながってて、通過時間は4時間。そりゃそうです。連休後半の初日ですもんね。で、行き先を飯能に変更。飯能から秩父を目指しました。

 今回、写真が一枚もありません。デジカメもっていったんですが、SDカードを装填し忘れるという痛恨のミスさりとて、スマホで撮るほどの気力も出ず。画像は全部他のサイトの画像を貼った物です。

 今回のコース、いろいろ見所がありまして、

 チラッと遠くから見ただけですが、羊山公園の芝桜も見事だった(ぽかった)し、

羊山公園 芝桜

 そこから見た武甲山の奇景もすごかった。

武甲山

長瀞の岩畳も一見の価値があると思いました。

岩畳

 けど、

 今回のメインは景色よりなにより正丸峠と正丸トンネルですね

正丸トンネル

 飯能と秩父をつなぐ国道の途中に正丸トンネルがあります。全長2km。俺はトンネル大嫌いなんですわ。まぁ、大好きっていう人も珍しいと思いますけど。そしてこの日はトンネルの中も大渋滞。自転車の方が速い。つまり渋滞してる車の左を自転車で抜いていくんですが、俺はこれが一番苦手なんです。しかもトンネルの中。暗いし、対向車線もあるから、あんまり左を開けて走ってくれない。バスやらトラックの左側をすり抜けるのは大変です。かつて俺はこおいうシチュエーションで落車したこともあるし。

 (出典:アクアライフF)


 Vengaさんの赤いテールライトがだんだん遠くに遠ざかって行きます。俺は、何度歩道を走ろうと思ったことか。けど、この歩道がまた狭い。で、しかもトンネルだから左の壁はRがかかってるからあんまり左によると頭が擦る(ような気がする)。歩道の右端には歩道の境を示す大きなリフレクターがでっぱてる。歩道を走るのはほぼ不可能。俺には、車道を走るより危険に思えました。2km自転車を押して歩こうか!マジでそう考えました。幸い1kmくらい行ったところから車が動き出して、しかも自転車と同じくらいの速度になりました。つまり、車を抜かさなくていいし、車からも抜かされないとう理想的な状況になりまして、なんとか正丸トンネルを無事に脱出しました。

 で、今度は帰りです。出発が遅かったせいでこの正丸トンネルの手前に着いた時にはもう既に18時を回ってたでしょうか。辺りはだんだん暗くなってくるし、しかもお天気が怪しい。ポツポツ降り始めています。少しでも早く帰りたい。けど、このトンネル、今度は車がビュンビュン走っています。2kmに渡ってトンネルの中で車に抜かれまくるのは何かの罰ゲームにしても厳し過ぎる

 ほんで、Vengaさんの提案もありまして正丸峠を登ってトンネルを迂回することにしました。ただ、単にVengaさんが登りたかっただけなんじゃないかって気もしましたが、やっぱあのトンネルのことを思うと、ここは先を急がないで少しでも安全な道を選択した方が賢明のように思えました。
 しかし、この峠だってそうゆっくり上ってもいられません。お天気どうなるかわからないし、日も暮れてきた。登り口には正丸峠夜間通行止めの看板。勾配は3%くらいできつくはないんですが、ここまで100km以上走ってきた俺にはペダルが重い。道幅は狭くて路面は荒れてました。ところどころガードレールがひしゃげてる。Vengaさんが見えなくなって、一人でゆっくりゆっくり上ってると、なんだか薄気味悪いところだなと思いました。こんなところでパンクでもして日が暮れてしまったら最悪だなぁとか考えながら黙々と漕ぎます。

 峠に着きました。Vengaさんとは下りたところで待ってる約束だったので、ここは誰もいません。先を急いでいたので俺も止まりませんでしたが、結構絶景っぽい。記念碑的なものもありました。

正丸峠

 やっと下りてきました。なんとか脚ももったし、まだ、暗くなってない。ホッ。

 (出典:そうだ遠くへイコウ)

 

 あとはもう日が暮れて真っ暗になりましたが、下りを爆走です。久しぶりの夜間走行になってしまいましたが、当たり前だけど夜は怖いね。路面の凹凸が見えないし、ブルベってこんなんだろうなとか考えながら漕ぎます。なんとか20時過ぎに車に戻れました。

 帰ってから、GARMIN Connectにデータをアップロードして、ふと、正丸峠をググってみて驚いた!

 正丸峠って心霊スポットだったんですね。登る前に知らなくてよかった