って事なら話は簡単なんですけどね
でも、父は50年くらい役員として働いてきたんで、4千万くらいの退職金を出して、父自身の借金と相殺する事にしました。すると、今度は少しなんですけど父には銀行預金がありまして、それをどう分割するかって問題が起きてきます。父は傷害保険にも二つ入ってまして、これもいろいろ話せば長くなるのですが保険会社と揉めに揉め、それでも結局1,500万くらいの保険金がおりました。これもどうするのか。そして、その小さな会社の株式も保有しています。
当初は株式は俺が会社をやるために、俺が全て相続。傷害保険のお金はお母さんの老後の生活費として全額お母さんが相続。残りを4人の相続人で法定相続。すなわち、母が半分。兄弟が残りの3分の1ずつ。って思ってたというか、提案したんです。そうすると、早い話、3人の兄弟の取り分っていうのは幾らにもならないわけです。国産車も買えない。俺は別にそれでいいって思ってたんですけど、ちょっと三男から「ちょっと待った」がかかりました
彼の案は、傷害保険のお金も含めて、兄弟だけで三等分するというものでした。お母さんには既にもう十分な老後の資金があるので、これ以上お金をもらっても、今度相続が発生する(お母さんが亡くなった)ときには、税制が変わっていて相続税を払わなければならない。だったら、今のうちに兄弟で分けて、もし、お母さんが生活に困るような事があったら、兄弟３人でお金を出し合って面倒見ようじゃないか。それについては、書面で残そうじゃないか。
そういうものでした。
うちの次男は体が悪くて一生普通には働けないんですが、俺はお母さんが亡くなった時、その時財産が残っているのだったら、それは全て次男の生活費でいいんじゃないかって思ってたんですよ。俺と三男は相続放棄して次男だけが相続する。三男は都市銀行に勤めてて、俺なんかに比べたら何倍もサラリーがあるでしょうから生活に困る事はないだろうしね。
さらに、本人は一つの選択肢として言ったまでだとか言ってましたが、会社を清算して、残ったお金を次男の生活費に充てればいいとか言い出す始末です
三男は会社に来てくれと父に言われたのを断って銀行員になったんですね。とにかく、俺の会社について口は出すんじゃねぇー ってことなんですよ
そして、
おめぇーはちょっと金金言い過ぎだっつーの
俺があまりにお金に執着しない愚か者なのか。それともキリギリスなのか。
昨晩は久々、年甲斐もなく興奮しちまいました
