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僕の人生のログ、lifelogです

保証会社へ103,000円

 今、母の転居先を探しています。今母が住んでるところの契約上の問題で、11月には出なければならないのです。これからどうしたいか母に尋ねたところ、俺の住まいの近くで一人暮らしがしたいということでした。まぁ、そりゃそうだね。老人ホームに入るにはお金がないし、次男は病気だし、末弟は海外転勤中。俺んちの近くしかないかな。俺んちで同居できれば、それこそ理想的なんだけど、あんま家も広くないし、俺んちにもいろいろ事情がね…
 で、俺んちの近くの不動産屋で探してきました。母はもう80近いので、母が契約するのは無理で、代わりに俺が契約することになります。で、俺は当然連帯保証人を求められます。うちの奥さんには収入があるので、奥さんなら話は早いんですが、やはり家計が別の人でないとダメだということでした。だとすると、あとはマレーシア在住の末弟しかいません。海外に住んでいるので、必要書類を揃えたり、署名したりしてもらうのが大変だと思ってましたが、一応メールで頼んでみました。 
 最初のメールの返事は、「債務内容が該当物権の賃借に関わる債務に限ることが明確であれば、オッケーです。」でした。

 はぁー?

 お前、何様なんだよ

 ちょっとカチンと来たのを我慢して、昨年の所得を大雑把でいいから教えてほしいと言いました。不動産屋からは、所得証明を取る前に、だいたいでいいから収入を教えてほしいと言われていましたから。俺に言うのは抵抗があるだろうから、お母さんに伝えてほしい。そしたら、お母さんがそれを不動産屋に伝えるから、といいました。結局、末弟は母に言うのもいやだったらしく、自分で不動産屋にマレーシアから電話したそうです。そして、不動産屋に逆にいくらくらいだったら審査に通るか聞いたそうです。不動産屋が年収300万くらいと答えると、彼は、じゃ、400万ってことにしておいてくれと言ったそうです。

 末弟が、本当にお母さんのことを心配してるのかどうか、疑わしくなります。そんなに自分の稼ぎを人に言いたくないわけだ。でも、連帯保証人になるのだったら、公的機関の出す所得証明が必要になるんですよ。言いたくなくたって、その書類は取り寄せなきゃならない。しかも、自分は海外にいるのだから、委任状書いて、日本にいる誰かに取ってきてもらわなければならない。

 結局、なんだかんだ言って、自分の稼ぎは秘密にしておきたいし、保証人にもなりたくないってことだね。俺の会社の決算書を見せてくれとか、お父さんの確定申告の書類を見せてほしいとかいうけど、自分のは見せたくない。自分から連帯保証人にはなりたくないとは言いたくないけど、「じゃ、いいよ」って言われる方向に持っていきたいってことだな。

 ったく情けない男だ

 

 俺はね、末弟が留守中の家を管理している不動産屋の国内連絡先になってるんですよ。海外にいても国内の不動産屋とは連絡が取れるけど、万が一のために、国内の連絡先も登録しておかないといけない。その連絡先になってほしい、って言われたんです。俺はさ、二つ返事で、「あぁ、いいよ」って答えましたさ。だって兄弟だし。ついては、俺の責任の範囲を明確にしてほしいとか、書面がほしいとか言わないですよ。そんなこと考えもしない。だって、かわいがってた弟だもの。その弟の頼みだもの。何も考えずに承諾ですよ。やっぱり末っ子だからかな。甘ったれてるのかな。

 なんか、だんだん心配になってきました。俺の亡き後がね