My Log My Life

僕の人生のログ、lifelogです

お見舞いに行ってきました。

父が今のリハビリテーション病院に転院して一ヶ月。先生が病状について話しをたいと言うので、母と二人で行ってきました。
普段、母はバスを乗り継いで家から1時間15分かかると言っていましたが、今日は車で行ったので20分で着きました。

ナースステーションのようなところで、まず最初に担当の介護士の方の日誌のような物を見せてもらいました。やはり覚醒している時も偶にはあるようで、短い言葉を発するときがあると書いてありました。ただ、今日はずっとスヤスヤと寝たままでした。久しぶりに見た父は、目は一段と窪み、あたかも骸骨に皮を被せたかのように痩せこけていました。
病院からは、何回も意思の確認をされているのですが、今日も『終末医療』についての家族の考えを聞かれました。考えていない事に関しては考えておくように言われました。

血管に直接栄養を送るための管をつけていいかどうか。呼吸が困難になったら、酸素吸入していいか、心臓マッサージしていいか、気管切開していいか、人工呼吸器をつけていいか。痛がったら向精神薬を投与していいか。

亡くなりそうな時には、昼夜を問わず連絡した方がいいのか、亡くなってから連絡すればいいのか。連絡をして駆け付けるまでにはどれくらい時間がかかるのか。駆け付けるまで延命した方がいいのか、待たなくてもよいのか。

今の日本の医療制度はリハビリをするためのお金は半年しか保険からは出ません。それ以降はどうするか。自費でリハビリを続けるのか、リハビリは中止して介護施設に移るのか。自宅で介護するのか。

延命治療は希望しないということで家族の間でコンセンサスは取れているのですが、いざとい場面に直面したらわかりません。

母は、今はたとえお父さんに意識がなくても、一日おきにお見舞いに行くということで生活に張りがあるけど、もし亡くなったらどうだか、とか言っています。

事故から4ヶ月。まだまだ満塁のランナーを背負いながら投げている感じです。