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会社の同僚(?)にやった金:2,000円

つい先日、俺が帰宅しようと会社のロッカーで着替えて帰ろうとすると、同僚でもないんだけど、同じ会社の奴が、「○○(俺の名前)さん、2,3千円貸してくれませんか。」と声をかけてきたのだ。ちょっと問題のある奴で、しかも今年いっぱいで退社することになってる奴だ。ガソリンスタンドのレシートを前に「清算しないと帰れないんで」とか言ってる。

全然意味わかんないけど、問う気にもならん。理由なんか俺にはどうだっていい。もう、これ以上、俺に係わりを持とうとしてほしくなかった。

「2,000円でいいか」って俺は応えると、財布から千円札を2枚出してくれてやった。

奴が「すいません」とか「ありがとうございます」とか言ったかどうかは覚えていない。そんな事、どうでもいいことだ。感謝されたくてやった金じゃない。困ってて、かわいそうだからやった金じゃない。俺と係わりをこれ以上持つことを回避するためにやった金なのだ。

幼い頃から、父には「人に金を貸す時はやったと思え」と言われたものだ。あれから数十年。人に金をくれてやったのは初めてだ。