うちの母は86歳です。髪は薄くなって、腰も曲がって、見た目はいかにもおばあさんですが、自分のことはたいていできます。頭もボケてはいません。
ボケてはいないけど、記憶力の方はだいぶ怪しいです。仕方ない。86歳ですものね。
先日も、ちょっと用事があって会社帰りに電話したのですが、なかなか切らせてくれなくて困りました。「その話は今度聴くよ」って言っても、耳が遠いから聞こえないんだか、聞いてないんだか。結局最後はこっちからプチッと切るしかありません。切った後、少しだけ自責の念に駆られます。
私のすぐ下の弟、そう、訳ありの弟との電話も似たような感じです。同じ話を何度も聞かされ、しかも何十年も前の話。それをあたかも昨日のことのように話してきます。放っておけば1時間でも2時間でも話し続けています。
老いるってことは、結局のところ、脳みそが統合失調症みたいな脳になってくるってことなのかな。老いた母と弟には共通点も多い気がするのです。だとすると、弟は人より一足先に脳みそだけ老人になったってことかな。相当なボケ老人ですが😆
そして、間違いないのは、自分もそうなるってことですね。
怖いなぁ
記憶力がなくなって、怒りっぽくなって、からだがあちこち痛くなって、動かなくなって、皮膚が垂れ下がってきて、髪の毛が抜けて、…
まっ、しょうがないか😁みんな行く道です。
