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墓地名義を書き換えてきた:50,000円

 四十九日までに墓地の使用名義人書換の書類を提出するように。そうお寺さんから言われていたので、今日、出しに行ってきました。お父さんの除籍謄本、俺の戸籍謄本、住民票。遺族の協議書。そして、登録冥加料50,000円也。
 協議書っていうのは、母と、俺の兄弟が、確かに俺がお墓の名義を引き継ぐのに異論はない、ってことで署名捺印をするわけです。まぁ、俺は三人兄弟の長男で、俺がお墓の名義人になることに反対する奴はいなかった。まぁ、とーぜんだよな。

 それで、二男はちょっと体が悪いので所帯とか持てなくて今も独身なんですよ。だから、俺が引き継いだお墓に入ることになるでしょう。そして、お母さんもね。これも、とーぜんだよな。で、三男は一人娘で、この先嫁に行ってしまうから、僕らも入れてほしいと言ってきたんです。でね、二つ返事で「いいよ、人数が多いほうが賑やかでいい」って答えたんですよ。これも、俺にとってはとーぜん、というか、別にいいじゃんみたいな感じだったんです。

 けどね。あとで、母から聞いた話では、三男は、俺がいいと言っても、俺の息子の代になったらわからないから、文書にしてほしいと母に言ったそうなんですよ。

 ちょっと、違うんじゃないっすかぁ

 三男にしてみれば不安なんだろう。それもわからないでもない。けど、そんな文書を取り交わして契約するみたいなことが馴染む問題なのだろうか。仮にだ。俺がいいと言っても、俺の息子が、いざその段になったら、やだって言ったとするよ。そしたら三男は裁判かなんか起こして、無理矢理俺のお墓に入るつもりなのか?三男とは歳が9歳も離れているから、そおいう問題が起こる頃には、俺はきっとこの世にもう居ない。そんな問題の種を息子に残せるか

 じゃ、お墓の維持管理費の負担はどうするのか。これからの法要の費用の負担は?もし、三男の娘が嫁に行かなかったら?婿養子を取ることになったら?
 もし、書面にするなら、いろんな場合を想定しなきゃならないんじゃないのか?
 ここで、三男はですね、まぁ、所謂一流企業で、海外赴任の経験もあり、娘はバイリンガルで、この前、中古だけど家買って、小さいけれでも外車に乗って、って奴なんですよ。年収なんか、きっと俺の何倍もあるんですよ。自分でお墓持とうと思えばわけないんですよ。それでも兄弟だし、一緒に入りたいって言うなら、別にいいと思ったんですけどね。

 「文書にしてくれ」には困惑しました。いえ、頭にき過ぎて泣けてきましたね