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昨晩、お風呂に入る前、スマホに社長からメールが入っているのに気が付きました。私の個人のアドレスの方に。
題名は「お知らせ」
なんか、嫌な予感。このコロナ禍でとうとう商売に見切りをつけたか？
まさか！
でも、絶対にあり得ないとまでは言えない。コロナ禍で「痛みを分かち合う」とかで一度給料を下げられてますが、もう一段下げる気かな？十分ありうる🤔
なんて考えながら、メールの本文を読んでみます。
「本日商談に伺った銀座のフランス料理のレストランで、当社の清酒の採用が決まりました。」
ですって。聞けば私でも知ってる有名なレストラン。うれしかったんだね。よっぽど。
まぁ、採用と言っても季節メニューだと思います。それでも評判がよければグランドメニューになるかもしれないですしね。
普段、”おたんこ”とか言って彼のことを馬鹿にしている私ではありますが、ほんとはそおいう行動力の点において、一目置いてるというか尊敬している私です。影で。
自分にはない行動力だと思っています。
東京の老舗の酒屋の後継者という同じ境遇で、どうしてこんなに差がついてしまったか。それは、自分に行動力がなかったせいばかりではありませんが、彼のような「一生懸命さ」に欠けていたことは認めざるを得ません。
亡くなった父には、期待に沿えなかったことをもう一度わびたい。いくらわびても足りない。
ただ、彼もこれから大変でしょう。頭がいい人だから、きちんと青写真はあるでしょうが、その青写真の中に今のような形態、つまり、営業がいて、事務員がいて、注文取って自分のところのトラックで配達して…、そおいうのはもうないでしょう。
コロナの影響でそれが早まるかも。みんな人生が変わってしまいます。
