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会社近くの三省堂で買った本『下流社会』:819円

下流社会 新たな階層集団の出現

光文社

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「いつかはクラウン」から「毎日100円ショップ」の時代へ 
もはや「中流」ではない。「下流」なのだ。

これは、「希望格差社会」にも通ずるものがあるが、この本は数々のアンケート調査から筆者の考えを導き出している。

まぁ、ただ問題を提起するだけで、どうやってその問題を克服していくかにあまり触れられていないことは残念だった。

しかし、最近、仕事で感じたり、子育ての中で感じたりしていることが、整然と解説されているような気がした。

「はじめに」から引用すると
下流」とは、単に所得が低いということではない。コミュニケーション能力、生活能力、働く意欲、学ぶ意欲、消費意欲、つまり総じて人生への意欲が低いのである。その結果として所得が上がらず、未婚のままである確率も高い。そして彼らの中には、だらだら歩き、だらだら生きている者も少なくない。その方が楽だからだ。

つまり、例えば、未婚であるから負け組みなのではなく、負け組みだから結果として未婚であるということだ。
じゃぁ、どうやって負け組みから抜け出すのか!それは...「ドラゴン桜」ですか...........

希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く山田 昌弘 4480863605