お医者での指示通り、前日の朝は食パン一枚。お昼は具のない塩にぎりを2個。夕飯は会社を早退して6時頃に素うどんを一杯。でも、なんか食べ足りなくて食パンをもう一枚食べました。他の人のブログでは、寝る前に飲む内服薬を渡されている人もいるようですが、俺の場合はそおいった薬はありませんでした。下剤だけです。
翌朝、7時起床。朝飯なし。10時から水に溶かした下剤を30分おきに500mlづつ。合計2L飲むようにとの指示です。
これで1L。飲みにくいようなことが書いてありましたが、俺的には別にそんなことはなくて、グイグイ行けそうな感じ。ただ、やっぱ後味が悪くて、それがずっと残るので病院でいわれたように飴をなめると具合がいいようです。舌がリセットされていい感じ。俺は、もう、飴2袋と、スポーツドリンク3本買って万全の構えでしたが、そんなに必要ありませんでした。飴一袋で充分でした。俺の場合。
さて、30分くらいたって最初の便意。うまくしたもので、12時までにはだんだん水のようになって、便意も収まってきました。これなら、歩いて、お医者まで行けそうです。
待合室に入るとこれから検査する人が二人椅子に腰かけています。カーテンを閉めたベッドには、二人くらい寝ている模様。これは、どうやらポリープを切った人で、止血剤の点滴を受けながら休んでいるようでした。看護婦さんから「目が覚めましたかぁ」と声をかけられています。
俺の番がきました。
（イメージ）
下半身を全部脱いで、お尻のところに穴の開いた紙のパンツをはきます。台の上に横向きに寝て、足を九の字に曲げます。目の前にはモニターがあります。ここに俺の腸の中が映し出されて、先生と一緒に見るんだな。
先生は、院長先生ではなくて若い医師でした。初めてだからわかりませんが、上手な方なのかしらん。それでも、やっぱお腹の中をグリグリやられてる感はあって、エイリアンが出てくるかと思いました
他の人のブログでは、カメラが盲腸まで到達するまでが苦しくて、戻りながら腸の中を観察してる時はそれほど苦しくないとありましたが、俺の場合はなんだか逆でした。大腸の中を進んでいくときは、モニターを見ながら「ミクロの決死圏みたいですね」とか先生と話す余裕もありました（もっとも、若い先生には通じませんでしたが）。ですが、先生が大腸の内部を写真撮りながらカメラを後退させてる間、もう、なんだかモニターを見る余裕がほとんどありません。うぅー、うぅーと声が出てしまいました
それで診察結果ですが、異状なし。ポリープも何もありませんでした
これで、酒が呑める
ただ、俺の同年代の友人にはポリープを取った人、多いんですよ。なんか、彼らに比べたらよっぽど自堕落な生活を送ってそうな俺にポリープが一個もない。それって不自然な気がするのですそう俺が思うようになったのは、こちらのサイトの体験記を読んだからなのですが、興味のある方はどうぞ。「私の奇妙な内視鏡体験」
とにかく、先生が言うように、2，3年後にもう一回検査しにこうようと小さく心に誓う俺でありました。
