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著者も属する世代、団塊の世代への応援メッセージである。
俺は団塊の世代の次の世代。カラーテレビも首都高速も無かった時代に生まれ、高度成長期に少年時代を過ごし、学生時代はドルショック、オイルショック。社会人になってからはバブル、そしてバブル崩壊と経験してきた世代だ。そう、『新人類』と呼ばれた世代だ。
今まで世代というのをあまり感じたことがなかったんだが、これを読んで『世代』とはこおいうものかぁ、っと実感した。俺の世代があと10年、20年経って、定年を迎える頃、世の中はどんなふうになっているのだろうか。『新人類』達は、どんな生き方を是とするのだろうか。
著者の生き方というか、経歴にも大変興味を覚えてしまった。仕事については多くを語っていたが、結婚・出産・離婚については、ほんとにサラッとしか書かれていなかったのがとっても残念だな。特に離婚に関してはスルーだった。
女性が一生仕事をしていくことが、まだ稀だった団塊の世代。そんな中で、一人の女性が仕事を続けて、どんな気持ちで仕事をしながら子供をもうけ、どんなドラマがあって離婚したのか。そこんところをとっても知りたかったよ。
