 | まれに見るバカ洋泉社このアイテムの詳細を見る |
なんとなく題名に惹かれて買ってしまいました。マーケットプレイスでの値段は1円だったけど、送料が確か２・３百円だったかな。
この著者の本は、以前、『思想なんかいらない生活』って言うのを読んだことがあるんだけど、
思想なんかいらない生活勢古 浩爾
こいつは難しかった。正直言うと最後まで読むことができなかったくらいだ。だから、この本ももしかすると、っと思って読み始めたんだが、存外、面白かった。バカ論というよりバカ(と著者が思う人)をさかなにしたエッセイだね。
他の素人書評を読むと、結構酷評してる人が多いが、俺は別に楽しく読んだよ。俺の周りのばか達を連想しながら溜飲を下げたよ(ちょっと、オーバーかな)。
一つ思ったのは、バカほど『自分らしく生きたい』とか『自分に正直に生きたい』と思ってるっていうくだりだね。例の『下流社会』にも同じことが書いてあったのを思い出した。『自分らしく生きたい』と思ってる人間ほど下流意識が高い。
なぜ『自分らしく生きたい』のか。それは、その方が楽だからである。
そのとおりだと思うよ。
