母が墓参りに連れて行ってくれというので、母と浄真寺に行ってきました。
この時期の墓参りは毎年強い日差しに難儀するのですが、昨日は幸いお日様はずっと雲に隠れて助かりました。
仁王門。いつもは閉じてる門の上の窓が開いていて、中にたくさん如来像が並んでいるのが見えます。
本堂での法要に出てきました。
お釈迦様の横顔。
このお寺には九体の阿弥陀如来像があります。それぞれ上品上生(じょうぼんじょうしょう)、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生と言いまして、それぞれ浄土宗における極楽往生の階層を示してるんだそうです。その九体の阿弥陀如来像にちなんで浄真寺は九品仏とも呼ばれています。
この九体の阿弥陀如来像なんですが、痛みが激しく、修復が必要なんだそうで、一体につき4,500万円ほどかかるんだそうです。俺のちっぽけな家でもメンテナンスに250万かかるんだから、仕方ないか。幸い東京都の文化財に指定されてるそうで、半分は東京都と世田谷区で出してくれんだそうですが、それにしても九体あります。京都にある、国宝の修繕専門の業者に一体ずつ送って16年計画で修繕するんだそうです。
一番北側の中品下生でしょうか。既に修繕に出されてたようで、その場所はガランと空いています。