T子さん、入社から一ヶ月経ちまして、事務の皆で歓迎ランチをしてきました。場所は山の上ホテルの別館地下のシェヌー。
話は逸れますが、この別館、6月で閉館だそうですね。従業員のタバコの火の不始末でボヤ騒ぎがあったり、水道メーターの不正とかいろいろありました。ここへはA子さんや、その前のT村さんとか連れてきたことがあったっけ。うちの親父とも来たことがありました。なくなるのはやっぱり寂しい。
さて、T子さんですが、入社したばかりのころから、おたんこに「歓迎会やってあげてください。」とさんざん言われてたのですが、なんか気分が盛り上がらなくってまぁ、3月は消費税値上げ前の駆け込み需要で毎日毎日うんざりするくらい忙しくて、それどころじゃねーよってこともあったんですが、それにしても気持ちが全く盛り上がらじ。やっぱあれかな、景色が阿佐ヶ谷姉妹みたいだからかな。ほんとお局の一人と風貌がそっくりで、俺は裏では彼女たちを阿佐ヶ谷姉妹と呼んでいます。表では二人の苗字がどちらも「山」から始まるので、「やまちゃんず」と命名しました
で、やっぱり阿佐ヶ谷姉妹と呑みたいって気にどうしてもなれなくって、みんなの予定もあんまり合わなかったし、結局、歓迎会はランチってことでお茶を濁しました
T子さんはA子さんの時と違って俺とは反対側の席になってしまったので、ほとんど話す機会がなく、仕事でもわからないことは隣のお局さんに聞いて解決してるので、ほとんど一日俺とは接点がありません。
別にそんなのは全然構わないですが、何考えてんだかとか、どおいう仕事ぶりなんだとかが全然わからず。唯一、一日一回だけとあるエクセル表のチェックを求めに俺のところに来るんだが、なんだかそれが異様に遅い。いつもは前日の入金のチェックなんだが、最近は前々日のチェックになってる。
ちょっと遅くないか?今からこんなで大丈夫か?
丸一日、入金のエクセル表と格闘してて、それでも終わらなくて、ちょっと先が思いやられるかもA子はもっと呑み込みが早かったような気がする。
もう、たまらずおたんこに言いました。
「一日中、入金表と格闘してるようですが、これから、伝票も打ってもらわなくちゃならない、電話もとってもらわなくちゃならない、遅番も早番もやってもらわなくちゃならない。小売りの店番もあるし、土曜出勤もある。今からこんなで大丈夫でしょうか? (あんたが一人で決めた人選なんだからな)」
さて、どうなることやら