社長から五三雅彌法律事務所の名刺のコピーを渡された。
弁護士はとても厳しい言い方をしているが、むしろ、文書を交わすことに拘泥しなくてもいいと思うようになってきたと社長は言った。
弁護士は「一切してはならない」という表現だが、社長が「原則としてしてはならない」という表現に変えたのだという。
私は、前回の繰り返しになりますが、「福岡は覚書にサインすべし」と言うなら、弁護士の方から、そおいう趣旨の文章を出してほしい。それを持ち帰って検討させていただきますと答えた。
五三弁護士は、私と連絡を取るのはやぶさかではないし、豊島屋に来てもいいと言ってるそうだ。
ただ、五三弁護士の書いた覚書の原案から、社長は表現を変えているので、五三弁護士と私が話しても、前提が違ってくるので、どうかな、と、社長は言った。
