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Amazonで買った本『日本でいちばん大切にしたい会社』:1,470円

日本でいちばん大切にしたい会社
坂本 光司
あさ出版

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どっかから会社に送られてくるフリーペーパーを読んでまして、その雑誌にこの本の著者である坂本光司さんのインタビューが載っていました。で、ちょっと興味がわきまして、早速Amazonに注文しました。

坂本教授は一流の企業を「価値ある正しい企業」と表現しています。業績の良し悪しはあるにせよ、経営の使命と責任を果たすことに軸足を置いてる会社にこそ価値がある。使命と責任とは、会社に関わる全ての人を幸せにすること。一番最初に社員とその家族。二番目に外注先・下請。三番目に顧客。四番目に地域社会。その四人を幸せにすれば、五人目の株主も結果として幸せにすることができる。と言っています。

まったく仰るとおりであります。我が意を得たりの気持ちです。

経営がおかしくなっている企業は、大抵この逆をやっているそうで、歴史上、長い目で見て、従業員やその家族を大切にしない企業が繁栄したことはないそうです。
よく、「余裕ができたら社員に還元したい」という企業もありますが、それは逆で、社員やその家族、取引先や顧客を幸せにし、地域貢献をしている企業は、もともと最初から余裕があったわけではなく、むしろ、余裕のない中で奮闘してきたのだそうです。

どうでしょ。この考え。顧客さえ一番ではないのです。市場を作るのは社員であって顧客ではない。潜在的な需要を掘り当て、新しい市場と顧客を創造する経営スタイルを提唱しています。

世の中きれい事だけで済まされないことくらいは、身にしみてる俺ではありますが、やっぱり、正しいもの、美しいもの、清々しいものが勝ってほしいものです。