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勝木書店で買った長谷川慶太郎の本『中国「反日」の末路』:1,575円

中国「反日」の末路

東洋経済新報社

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これは去年、中国で反日デモが繰り返された時に、タイムリーに出版された本です。出てすぐ買ったんですが、今頃やっと読み終えました

著者の主張は、前から言ってることの繰り返しで、あまり新しいことが書いてなくて、タイムリーに出た本のわりには新鮮味に乏しいと感じたのが、なかなかページを読み進めない原因でありました。

ま、内容に関しては他の人のレビューを見てください。


長谷川慶太郎を読み始めたのは、確か湾岸戦争の頃です。今も出しているのかどうかわかりませんが、『長谷川慶太郎マンスリーレポート』を定期購読してまして、毎週届くレポートを楽しみに呼んでいました。株の神様みたいな呼ばれ方をされた時期もありましたが、やはり、著者の真骨頂は戦争と選挙だと思います。
湾岸戦争が始まる前、他のジャーナリストが「戦争にまでは発展しない」と口をそろえて言っていた時期に、私の知る限り、著者とあともう一人(誰だったか忘れたけど)だけが、「戦争にならないわけがない」と主張していたのでした。
戦争と選挙以外にも、原発事故や北朝鮮問題、金融問題など、毎週FAXで届くタイムリーな時事ニュースのレポートは、「な、なんでこんなことまで調べ上げてるんだぁ!」と驚かされるものでした。

当時、大学生だった弟などは、このレポートを丸写しして提出し、教授から褒められたとか言ってました。

著者の言い方の特徴は「・・・っと言うことに疑問を挟む余地はないのである。」とか「・・・であることに間違いはない。」といった断定的な言い回しです。
俺の「・・・っということもあるかもしんない。」とか「・・・であるような気がする。」っといったなんとも頼りない言い回しとは段違いです。

確か今では著者もかなりのご高齢のはず。いつまでも元気で現役を貫いてほしいと思うのは私ばかりではないということに異議を唱える者はいささかもいないはずである