ラブホテル進化論 (文春新書 620)金 益見文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
なんか最近頭が疲れてるので、くだらない本が読みたくて買ってみました。
希望にかなったくだらない本でした。
良くも悪くも、っていうか、悪くも悪くも卒論の域を出ない自己満な内容でした。きっと調べてる本人は楽しいだろうな。苦労もしたでしょう。嫌な思いもしたでしょう。恥ずかしい思いもしたでしょう。で、やっと処女出版だもんね。そりゃ、著者の「産みの苦しみ」ってよくわかる気がする。ほんとよかったね
でもさ、自分が調べたことにせよ、人が調べたことにせよ、それを羅列して、自分の考察っていうか、考えは付け足し程度で、内容が薄すぎないか
調べた事だって、ラブホテルの変遷みたいな物が中心で、ビジネスとしての切り口とかもあったけど、全然物足りなくないか?
それに何より、ラブホテルはもはやセッ○スをするためだけの場所じゃないとか、それってなんか、きれいにまとめ過ぎてないか?
卒論ならそれでいいかしんないけど、文春新書から出す書籍としてはどうだろ