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会社近くの三省堂で買った本『本は10冊同時に読め!』:560円

本は10冊同時に読め!―生き方に差がつく「超並列」読書術 本を読まない人はサルである! (知的生きかた文庫 な 36-1)
成毛 眞
三笠書房

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世の中、こういう手の本を常に批判的、懐疑的に評する人も多い。けど、俺は、いっつも、なるほどねぇ~っと感心して読んでしまうのでした。単純だな>俺

著者は言う、人と同じ事をしていては、ずっと庶民だと。人のしない事をして、人の読まない本を読んで、人のしない遊びをしなければ、ずっと庶民だと。

実は、俺も前からそう思ってた

こんな本買って読んでる時点で庶民だよな。本を読む側じゃなくて書く側にならないとな。学校に通って、教えてもらおうって時点で終わってる。人に教える側にならないと。政治が悪いとか文句言ってる側じゃなくて、治める側にならないとな

この成毛さんの読書スタイルを読んで、最初に思い出したのは父のことであります。
俺の親父も読書家で、とにかく、すんげー量の本を買い、すんげー速度でそれを読んでいた。政治、経済、哲学、美術。料理の本から、芸能人の書いた本まで買って、しかも、読んでいた。以前住んでいた家は、相当広かったんだが、常に蔵書で溢れていた。

今は、もうすぐ八十になろうとしてるんだが、最近は古典に目覚めたとかで、文法がわからないから、まず文法を勉強しようと、神田に古典の文法の本を買いに行ったそうだ。店員に古典の文法に関する本はどこかと訊ねたら、「ここからここまでがそうです。」と言われたので、「じゃ、ここからここまでください。」と言って、全部買ってきたそうだ

そんな親を見て育ったはずの俺なのに情けないのぉ~