両親と息子と俺とで熱海に行ってきました。全部親父もちだったんですけどね。情けな＞俺
で、この『迎賓館 小嵐亭』。
なんでも、大正天皇の東宮太夫の別荘だったところを旅館に改装したそうだ。
しかし、熱海に限らず、昔ながらの老舗旅館の廃業が多いね。熱海の水口園、伊豆多賀の白石。
伊豆山の桃李境はやってるんだよね。ホームページが見当たらず、ちょっと心配。
タクシーの運転手さんに「水口園の跡は何になってるんですか？」って聞いたら「『ふふ』っていう超高級旅館になってる」とか。帰って早速『熱海 旅館 ふふ』でググってみました。それ見て思ったんだけど、最近のトレンド(古っ)はこうなんだね(悲)。
旅館なのにベットだったり、食事を部屋で取れなかったり。確かに部屋に露天風呂がついてたり、アメニティが揃ってたりとか、一見サービスがいいようで、実は随分合理化、省力化してあるんだよね。
そそ、部屋に冷蔵庫もない旅館があるものね。あっても、何も入っていない。自動販売機コーナーで買ってくださいってことだ。
そんなの旅館じゃない。旅館風のホテルだ。旅館はやっぱり、担当の仲居さんがいて、その仲居さんの自己紹介があって、心付けとか渡して、夕食は部屋にもってきてくれて、大浴場とか行ってる間に布団敷いてくれて、朝は布団あげに来てくれて、朝食を運んでくれる。そうじゃなきゃ旅館じゃないよ。
小嵐亭は、そんな昔ながらの旅館でしたよ。俺達が泊まったのは離れとかじゃなくて、８階建てのビルの中の普通のお部屋だったけどね。
細かいこと言えば、それでも迎賓館か？それでも高級旅館か？っと思う箇所もあったけど、今回は目を瞑りましょう
