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Amazonで買った『大往生したけりゃ医療とかかわるな』:798円

大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
リエーター情報なし
幻冬舎

 新聞に出てた広告見て、その場でスマホで電車の中から注文しちゃいました。便利です。スマホ

 若い人っていうか、親の死とかを経験してない人にはピンと来ないかもしれないけど、俺には共感するところの多い本でした。著者のちょっと品の無い言い回しにふざけてるような印象を持つ人もいるかもしれないけど、言ってることはいたって大真面目に思いました。

 俺のお父さんが突然倒れたとき。家族は心の準備ができていないから、ただただ慌てるばかりでした。意識がなくて、自分で食物を飲み込むことができないから、鼻からチューブで栄養を補給。それも長期に渡ると感染症の危険があるので、胃瘻を勧められます。胃瘻とは、胃に穴を開けて直接栄養を送り込むことです。栄養が足りないと体が弱って治るものも治らなくなる。胃瘻を作らないと、受け入れてくれない施設も多い。そう言われて承諾しました。そして、胃瘻も使えなくなったら、直接血管に栄養を送ることに承諾するか。息ができなくなったら、喉に穴を開けてそこから呼吸させてもいいか。人口呼吸器をつけてもいいか。痛みを伴った時にはモルヒネを投与してもいいか。肺炎になったら、もっと大きな病院に搬送するか。俺が医者から訊かれたことが、そのままこの本に書いてありました。

 著者は言っています。いかに死ぬかってことは、いかに生きるかってことだと。スティーブ・ジョブスも、明日自分が死んでも後悔しない今日を過ごさなくてはいけないと言ってたそうですね。

 はたして俺は…ちょっと、まだ考えがまとまらない…