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LIBROで買った本『記憶力を強くする』:1,029円

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

講談社

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最近特に記憶力の怪しい俺です。そんなこんなで、買って読んで見ました。

どうしてこんなに記憶力が怪しくなってしまったのか、覚えられなくなってしまったのか。それは、やっぱり『老い』だと思うわけなのです。昔はそんなことはなかった、以前の俺はもっとシャープで、頭脳明晰だった(ような気がする)。打てば響く、そうだった。覚えることが楽しくて、理解できるようになることが快感だった。それがどうだ。ここ最近はまるで真逆。覚えられない。理解するのが億劫。どうして急にそんな俺になってしまったのか。

昔俺が若い頃、父と一緒に会社を経営してたんだが、事あるごとに、「どうして営業の○○(社員の名前)は、これをやろうとしないんだ!」、「どうして、配送の○○はこれができないんだ!」と社長である父に食ってかかった事がある。父は、「お前も歳をとればわかる」と俺に言った。その時は、「そんなものなのか」、「それでいいのか」と思った俺だが、最近、ようやく父の言った言葉の意味がわかるようになってきた。っと思う。つまり俺も歳をとったわけだ。

『老い』とは何か。それは、記憶力がなくなり、理解力がなくなり、自分の考えを正確に表現する力がなくなり、体が自分の思う通りに動かなくなること。そんなふうに思えてきた。

体の方は自転車のおかげで、随分若返ったと思う。このまま頭の方だけ老いるわけには行かないよな。俺はやりますよ。

で、この本だけど、題名のように記憶力を強くする方法だけが書かれているのではなかった。脳の仕組み全般について(もちろん記憶の不思議についても)書かれている。時に難しい箇所もあるが良書であると思う。